紙媒体の販促ツールは、企業活動において欠かせない情報伝達の手段の一つです。

お客様とのリアルな接点を作り、手に取った質感や情報量を通じて、商品やサービスに対して、より深い理解と記憶を促します。

しかし、紙媒体の販促ツールは、チラシ、リーフレット、パンフレットといった様々な種類があり、それぞれがどう違うのか、自社の目的にはどれが最適なのか、判断に迷うことがあります。

それぞれの形は似ていますが、その役割、情報量、制作コストは大きく異なり、最適なツールを選ばなければ、意図した情報が十分に伝わらなかったり、予算効率が悪くなってしまうことにつながります。

それぞれの基本的な違い

先ずは、それぞれの言葉が持つ基本的な定義を整理しましょう。

形状の違いをイメージしていただくと分かりやすいです。

一目でわかる！比較早見表

3つの違いを、一覧表で整理してみましょう。

項目	チラシ	リーフレット	パンフレット
形 状	1枚の紙 （ペライチ）	1枚の紙 （折り加工あり）	複数枚の紙 （綴じ加工あり）
情報量	少	中	大
ページ数	2P (裏表)	4P〜8P程度	8P〜
コスト	低	中	高
耐久性	低（短期）	中	高（長期保存）
主な目的	大量配布・告知	説明・案内	紹介・理解促進

目的別・最適なツールの選び方

貴社の目的を達成するには、どのツールを選ぶべきでしょうか。具体的なシーンを例にご紹介します。

最適なのは「チラシ」

不特定多数の来場者に、ブースの前で足を止めてもらうためのフックとして活用します。

限られた時間で「何の会社か」「どんな製品があるか」を瞬時に伝えるため、デザインのインパクトとキャッチコピーが命となります。

情報量はあえて絞り込み、詳細はWebサイトへ誘導するQRコードなどを載せるのが定石です。

最適なのは「リーフレット」

JAの窓口に設置したり、営業担当者が訪問時に手渡したりするのに最適です。

三つ折りにすれば、「1. 製品の特徴」「2. 詳しい使用方法」「3. 導入事例」といった形で情報を整理でき、チラシでは伝えきれない専門的な内容も分かりやすく解説できます。

コンパクトなので、農家の方も作業着のポケットに入れて持ち帰りやすいメリットがあります。

最適なのは「パンフレット」

医師や担当者の方が、導入を検討する際に資料としてじっくり読み込むため、信頼感が伝わる品質が求められます。

製品ごとのスペックや特徴をページごとにしっかり解説し、巻末には企業情報やサポート体制を載せることで、安心感を醸成します。

長期保存されることを前提に、紙質や加工にもこだわりたいツールです。

「チラシ」と「リーフレット」の併用が効果的

チラシは、スーパーの店頭やポスティングで「新発売！」という事実を広く告知するために使います。

一方、リーフレットは商品棚の横に設置し、その商品のこだわりや美味しい食べ方（レシピ）などを紹介するために使います。

このように、ターゲットとの距離感や情報量に応じて使い分けることが重要です。

目的に合わせた「使い分け」が成果を分ける

• 広く浅く伝えるなら「チラシ」
• 情報を整理して手渡すなら「リーフレット」
• 深く理解してもらうなら「パンフレット」

販促ツールは単なる紙ではなく、お客様との重要なコミュニケーションツールです。

「どの形式が最適かわからない」
「デザインも含めて、効果的なツールを相談したい」

そんな時は、ぜひ私たちピュアカラーズにお声がけください。

貴社の目的とご予算に最適な、伝わるツールをご提案します。

制作実績

チラシやリーフレット、パンフレットの過去の事例