• 制作の流れ

販促陳列用オリジナル什器が出来るまで

お客様の売り場を彩り、商品の魅力を最大限に引き出すのがオリジナル什器。
私たちは、お客様の「こんな什器が欲しい」という想いを、形にするお手伝いをしています。

陳列用什器とは?

お店で商品を魅力的に見せ、お客様の購買意欲を高めるために欠かせないのが「陳列用什器」です。

ただ商品を並べるだけでなく、ブランドの世界観を表現したり、手に取りやすいように工夫したり、限られたスペースを最大限に活用したりと、その役割は多岐にわたります。

定番の棚やフック式什器、商品の特性に合わせたオリジナルの什器まで、その種類は様々です。

今回は、実際にご依頼いただいた案件を例に、その製作プロセスをご紹介していきます。

今回のお題

ボトル商品用”店頭ラック”

お客様からのご要望

  • 2種(500㎖・1ℓ)のボトルを並べたい
  • 数が多いのでなるべく安価で
  • 壊れにくいのがいい
  • 商品パッケージが見やすい
  • どこでも設置できて運びやすい

これらの条件をどのようにクリアし、お客様にご満足いただけるオリジナル什器を完成させたのか、その製作過程をご紹介します。

制作の流れ

ヒアリング

まず、弊社営業担当がお客様から什器に求めるイメージや目的、予算などを詳しくヒアリングします。その後、その内容を複数の取引先什器メーカーと共有し、実現可能なプランを検討するための打ち合わせを弊社と什器メーカーとで行います。

什器メーカーからの提案

お客様のご要望を踏まえ、各メーカーから具体的な素材サンプル、モックアップ、展開図など、多様な形式で提案をいただきます。これにより、多角的な視点から最適な什器の方向性を見極めます。

お客様への提案

メーカーからの提案を弊社内で整理し、お客様にご提出します。この段階で、具体的なイメージを共有し、ご意見を伺いながらさらに理想の什器へと近づけていきます。

追加のご要望と販促品の提案

このタイミングで、お客様から「予算を抑えたい」「持ち運びやすいものが良い」といった追加のご要望をいただくことがあります。予算、耐久性、利便性などを考慮し、紙製什器など最適な素材を再度ご提案します。

また、什器と合わせて効果的なスイングPOPやミニのぼり旗など、什器に取り付け可能な店舗販促品も併せてご提案し、相乗効果を狙います。

スイングポップ

紙製のスウィングポップは、両面テープで什器やラック等に貼り付けることが出来ます。

スイングポップ使用例

紙製のスウィングポップを、什器のレールポップ(値札POP等が入っている部分)に貼り付けたイメージです。

什器の確定とデザイン

什器の形状が確定したら、いよいよデザイン制作に取り掛かります。商品のトーン&マナー(ブランドイメージや色調など)に沿ってデザイン案を提出し、お客様のご意見を伺いながら修正を重ね、デザインを確定します。什器を設置する店舗でスムーズに組み立てられるよう、詳細な取扱説明書なども同時に制作します。

取扱説明書

作成した什器の組み立ては、各店舗にて行って頂きます。正しく設置できるように、取扱説明書を作成しています。

製造

デザインが確定したら、什器メーカーにて製造を開始します。完成した什器は、一度弊社に納品されます。

お客様の各拠点へ発送

最終的に、お客様からのご指示に基づき、完成した什器を各店舗や拠点へ発送します。

実際に作成した什器

お客様が最も重視されていた「なるべく安価で」というご要望に応えるため、素材は圧倒的にコストパフォーマンスに優れた紙製を選択しました。

しかし、安価なだけでなく、ボトル商品を陳列するための「壊れにくい」という点も重要です。

そこで、実際にボトルを置いた際の耐荷重を考慮し、メーカーでサンプルを製作してもらい、弊社内で実際の使用条件と同等の耐荷重テストを繰り返し実施し、強度と安定性を徹底的に確認しました。

この什器は、たった4つのパーツで構成されており、誰でも簡単に組み立てが出来ます。

これにより、店舗での設営や移動の手間を大幅に削減し、様々な場所でのフレキシブルな展開を可能にしました。

要望をお聞かせください

ピュアカラーズでは、今回ご紹介した事例のように、お客様の具体的なご要望や課題を深く理解し、最適な販促ツールをご提案しています。

「こんなものが作りたいけど、どうすればいいか分からない」
「予算内で最大の効果を出したい」

といったお悩みがありましたら、ぜひ一度ピュアカラーズにご相談ください。
経験豊富なスタッフが、企画から製造、納品まで一貫してサポートさせていただきます。